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執筆者の写真琢磨 徳安

この時期だからこそ見直したい!ウォーミングアップの効果‼ ~第3回 持久系競技(長距離走)向けのウォーミングアップ~



マラソンには丁度いいこの季節、コロナウイルスの心配があり、3月22日㈰の『さが桜マラソン2020』は中止になってしまいました…😱

ですが今回、ウォーミングアップ特集のシリーズ第3回目として『持久系競技(長距離走)向けのウォーミングアップ』と題し、マラソンなどの長距離種目向けのウォーミングアップをご紹介したいと思います😃


ランニングブームと言われている近年、ランニング人口の増加に伴い市民ランナーがマラソンにチャレンジする機会も増えて、記録の面だけではなく健康管理の面からもウォーミングアップの重要性が指摘されています。


一般的に持久系競技は単位時間当たりの運動強度はそれほど高くないものの、長時間にわたる身体活動や動作の繰り返しにより、心身ともに大きなストレスが加わるため、他の競技でのウォーミングアップの目的とされるような”最大出力の発揮”よりも、”身体機能が運動に適応し、スムーズに効率よくランニングが行える準備を整える”ことが目的となります😉


以下の表は、実業団レベルの選手たちへのウォーミングアップに関するアンケートを、競技種目ごとに比較したもので、臨床スポーツ医学(2019年6月号)を参考にしたものです。



トラックレースと駅伝とでは、ウォーミングアップに共通する内容が多い傾向にあり、駅伝とマラソンは主に冬がシーズンなので保温管理が必要であること、マラソンはレース前はリラックスに重点を置いているなどの特徴がみられますね😊


では、長距離競技におけるウォーミングアップの注意点などをまとめてみましょう!

1.気象条件によって実施時間や内容を臨機応変にアレンジする

2.低温環境下では高温時よりもウォーミングアップを入念に行い、また、保温に努める

3.マラソンなど距離の長いレースでは、瞬発力は必要としないため、エネルギー消費を抑えるために、ウォーミングアップは通常よりも控えめにする

4.ウォーミングアップは休みなく動き続けるのではなく、休憩をはさみながらリラックスし、徐々に集中力を高める

5.スピードを必要とする競技では、ウォーミングアップにおいてもレースに近い高い強度内容を加える

6.レース前のウォーミングアップや日常のトレーニングから、ウォーミングアップ時の水分補給を取り入れておく


以上の注意点は絶対ではなく、その時々の自分のコンディションに合わせた内容で行い、ケガや痛みを予防しましょう😃

そして、練習やレース後のケガや痛みは、スポーツを専門的に診ている『鳥栖スポルト接骨院』にご相談くださいね~😉


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