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交通事故

交通事故(自賠責保険治療)

(鳥栖市在住/20代女性)

この患者さんは、事故で通院されている方です。

病院では、背中の打撲と足関節捻挫との診断でした。

背中の打撲は3回ほどの施術で治癒し、現在は足関節捻挫のみ治療を行っています。

【治療】

 当院では、患者さんのライフスタイルに合わせた治療を行っています。

 この患者さんは学生の方で、実習で長時間立ちっぱなしの状態で治療中の足首に負荷が加わり痛みが出るため、テーピングによる補助を行っていましたが、テーピングの長時間の使用でかゆみが出てきました😰。

 そこで毎朝通学前に来てもらいテーピングを巻き、下校後に再度来院していただきLIPUS*による物理療法や運動療法などの治療を行い、自宅での安静保持のために、テーピングの代わりにかゆみの出ない包帯で足関節を固定するように対処しました😊

症例 交通事故
症例 交通事故

「別の施設に通院しているけど、“電気 → マッサージ”の流れ作業みたいな治療で、あまり良くなっていない…」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご来院ください!!

*LIPUS(低出力パルス超音波治療)とは…

 本来、骨折後の骨癒合促進の効果がありますが、近年では筋肉・靭帯・腱などの軟部組織に対する治療効果の研究が進められており、軟部組織に対する効果も証明されています。当院では様々な外傷・障害に対し、標準的な保険治療の一部としてLIPUSを使用しています。

詳しくは「オスグッド・シュラッター病 」の症例の中でご説明しております。

★話しは変わりますが…

実は当院のように、自賠責保険による治療で治癒した部位の治療を終了するのは接骨院(整骨院)ではわりと少ないことです。

普通の感覚からすると「治癒したんだから、終了して当然なのでは…。」と思うとおもいますが、接骨院(整骨院)における自賠責保険の治療費は、健康保険証を使った一般の保険治療費と比べはるかに高いため、治癒していても終了せずに治療を継続する施設が多いのです。たちの悪いところですと、治療は終了しているのに書類上では治療を継続している様な水増し請求を行っている施設もあるようです。

また、患者さんも基本的には窓口での自己負担もなく、自賠責保険に対する書類(施術証明証)に目を通すこともないため、気付きようがありません。そのため、患者さん本人の知らないうちに水増し請求されていることがあります。

 

院では、きちんと患者さんの状態を把握しながら治療を行っている(治療するための施設ですので、ごくごく当然ですが)ので、病院での定期的な受診(2週間に1回ほど)を行いながら、患者さんに確認のもとに治療の終了をしています。

 

建物一面に“交通事故専門”や“交通事故治療・地域No.1”など派手な広告を掲げている施設が水増し請求をしているとは限りませんが、本来、その広告自体が違法です。

法令を遵守しないようなモラルのない施設が、きちんとした請求を行っているかどうか患者さんにとっては不安ではありませんか…?

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