大人も子どもでも『疲労』の原因には色々とありますが、その中でも”生活時間帯のズレ”は深刻な状況にあると考えられているようです😱
特に子どもは、学校が終わった後にクラブ活動や塾、習い事などの活動を行いことで就寝時間が遅くなりがちで、結果として睡眠不足の状態が続くことで取れない疲労が蓄積してしまうようです。それは、中・高校生になってくるとより一層顕著になってきます😵(※3カ月以上続く疲労を慢性疲労という)
また、日差しも強く日中の気温も高い夏場は熱による体力の消耗もあり、夏季休業で学校が休みになると、気持ちも緩み、どうしても規則的な生活習慣を維持することが難しくなってしまうため、”夏の『疲労』は特に注意が必要”だと言えると思います😅
ただ、スポーツで身体を動かしたり、勉強や習い事で集中力を使えば疲れるのは当たり前だし、その様な負荷をかけることで成長が促される一面もあるため、疲労自体は決して悪いものではないようです。
問題なのは『疲労をしっかりと回復させたうえで次の疲労を迎える』という理想のサイクルを回せていないことにあるようです。
では、大人も子どもも慢性疲労となった場合には、どのような兆候が見られるのでしょうか?? それは、自律神経機能の乱れからくる以下のような兆候が見られるようです。
・長く続く疲労倦怠感
・意欲の低下
・頭痛、腹痛が出やすくなる
・週末の睡眠時間が長い(寝だめしようとする)
3か月以上続く疲労感があり、これらのような症状がみられる場合には、注意が必要です!
『疲労』という馴染み深い言葉ですが、それだけに具体的にどの様な対処法があるのか、と悩んでしまいそうですが、その答えは『睡眠』が鍵となるようです!
その答えを導きだしたのは、大阪市の淀川区が独自に実施している“ヨドネル(睡眠習慣改善支援事業)”という取り組みによるものでした。
詳しくは、リンク先で確認できますが、“ヨドネル”では2015年から現在までに数万人規模の睡眠と疲労に関する調査を行い、その結果、全く疲れていないと答えた小・中学生が約8時間半は睡眠をとっているのに対し、とても疲れていると答えた小・中学生の睡眠時間は8時間を切っており、睡眠と疲労との相関関係がデータとして浮き彫りになったそうです。
また、睡眠の時間だけではなく、睡眠の質が悪くなっている可能性も指摘されています。
スマートフォンの普及により睡眠直前までブルーライトの刺激が加わることで、睡眠に関係するホルモン(メラトニン)の分泌が阻害され、眠くなりにくくなるのもその要因の1つです。
そしてもう1つ睡眠の質に影響がある要素として、そして、子どもの疲労を解決する1つの糸口として『家族とのコミュニケーション』がポイントとなるようです。
これは、家族とコミュニケーションを良くとっているかどうかが、寝る前の情動の安定に関係することがその理由のようです!
いかがですか!?
疲労と睡眠との関係について、睡眠の重要性を再発見したんじゃないでしょうか!?
睡眠不足は、熱中症の1つの要因でもあります!
夏場の疲労・睡眠不足には気をつけましょうね‼
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