前回は、”『スポーツ活動再開!』の前に気を付けたい成長期のスポーツ障害‼”というテーマでお送りしましたが、今回は大人バージョンを…😉
当院のある鳥栖市の小・中学校でも7月より社会人チーム・クラブへの体育館の貸し出しが始まります。
新型コロナウイルスの影響による貸し出し中止が始まったのがおおよそ3月半ばくらいですので、約3か月半ぶりに本格的に運動を再開することになるでしょうか😆
そんな中、気を付けてほしいのが運動再開によるスポーツでのケガや痛みです!
体育館などの施設などを利用の必要がないランニングなどのスポーツではもう少し早く再開された方たちもおり、6月に入ってから、当院にもスポーツ中やスポーツ後のケガや痛みのご相談で来院されて方が増えてきております😅
その理由として大きいのは、やはり体力や運動能力の低下ではないでしょうか。
ヒトの体力・運動能力のピークは20歳前後と言われており、加齢に伴い体力や運動能力は低下していくようです。
運動能力の加齢変化を調べたある研究(被験者男性150名(年令:18歳から83歳)、8項目)では、すべての運動機能に加齢に伴う低下がみられたそうです。
具体的には、以下のような結果だったようです。
①手指巧緻性や反応時間⇒30%以内の低下
②筋力,持久性および歩行に関する運動能力⇒40~60%の低下
➂柔軟性や平衡性⇒70%以上の低下
※20歳を100%とした時の,80歳の主な各運動能力の低下の%
これはあくまでも、運動を構成している各運動機能を計測したもので、実際にスポーツ活動の中での計測結果ではありませんが、これらの各運動機能が合わさることで運動能力としてパフォーマンスに反映されます。
そしてこの加齢による体力や運動能力の低下の認識がないままに、以前のイメージで身体を動かそうとすると、当然、身体の動きにズレが生じます😰
身体の動きのズレは、転倒や無理な動き、力加減のミスにつながり、結果的にケガや痛みの原因になってしまいます😱
というわけで、これからスポーツ活動を再開される大人の皆さん!
『3カ月前の自分と、今の自分は別人』というくらいの認識をもって、少しずつ身体の状態を確認しながら、スポーツ活動を再開しましょう!
それでも、まんがいちケガや痛みが出てきた場合は、ぜひスポーツ外傷・障害を専門的に診ている鳥栖スポルト接骨院にご相談くださいね!
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