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執筆者の写真琢磨 徳安

知ってはいるけど、正体は不明!? 『スポーツ障害』のための”からだの相談会”をBASIC鳥栖で開催しました😁



雨が続いておりますが、そんな雨とは無関係のバッティングセンター”BASIC鳥栖”さんで『からだの相談会』を開催しました!

平日の午後でしたが、夏休み期間中という事もあり、学生の方にもご利用いただき”スポーツ障害”についての認識を広められたと感じました!


”スポーツ障害”に関しては当院のブログでも何回か配信しておりますが、一般的なケガ(骨折、脱臼、捻挫、打撲など)と違い、1回の外力では起こらないような軽微な外力の蓄積による痛みなどがスポーツをきっかけとして起こるものを”スポーツ障害と言います。


このスポーツ外傷の問題点は、一般的なケガと違い、身体の特定の部位がうまく機能しなくなってしまったことが原因で、その原因じゃないところに症状がでることです😱


この”スポーツ障害”に対する認識を一般の方にも知っていただきたく、今回はアンケートも実施しました!

その結果は以下のとおりです!


これらの結果からわかるのは、

1.一般的には”スポーツ障害”と言う言葉は認知されている。

2.認知度が高いが、正しくは認識されていない。

ということです。


”1”に関しては、グラフの結果そのままなのでわかると思いますが、”2”の正しく認識されていないと書いた理由は、当日相談された中学生の方で、『まさにスポーツ障害!』というケースがあったからです😅

その本人もアンケートには”知っていた”と答えていましたが、自分のからだの痛みがスポーツ障害によるものとは思っていなかったようでした😵


この方の相談された症状は2カ所あり、1か所が左太ももの痛みで、もう1か所は右ひじでした。それぞれ、3週間前(左太もも)からと3日前(右ひじ)から痛みを感じているそうでした。また両方とも特に痛みが出るようなきっかけ(打ち身やひねったなど)もなく、だんだんと痛くなってきたそうです。

確認のために、右のひじが痛くなる前に他の場所に痛みがなかったかどうか聞いてみましたが、それはないようでした。

ただ、併せて『球速が落ちた感じとかなかった?』かどうかを聞いてみたら、それはあったそうです。


ひじの痛みはまだ軽度で、動作による痛みの再現ができなかったため確定とまでは言えませんが、ここまで診た感じではスポーツ障害の可能性が大きいです。

つまり、

➀練習量が多すぎたり、ストレッチなどのケアが十分でなかったりした状態が続いて左の太ももの筋肉が硬くなった

②そのまま3カ月ほど練習を続けていたために、身体を十分に使った投球ができずに球速が落ちた。

③落ちた球速を補うために手投げになり、その結果右ひじにストレスがかかって痛みが出てきた。

というストーリーです。


相談された方には、このまま無理して続けていくと肘や肩を壊してしまう可能性があることを伝え、自分自身でできるセルフケアの方法を教えて終了しました😃


今回参加された皆さんには大変喜ばれていたように思います!

感想のコメントにも、

◎身体の痛みや、身体が軽くなった

◎痛みのある場所のストレッチを教わったので続けていきたいと思った

◎ストレッチなどの効果のすごさが分かった

など嬉しいコメントが書いてあり、このイベントを企画して良かった、と心から感じました😁



スポーツ障害のメカニズムは複雑で、きちんと原因を特定するには経験が必要です。私もまだまだ未熟な点はありますが、普段のトレーナー活動を通じて、そんじょそこらの施設には負けない自信はあります😉

”治療してるけどなかなか良くならない…”など、お悩みの方がいたら、ぜひ一度ご相談下さいね!!

#トレーナー活動 #スポーツ障害 #投球障害 #野球

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