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執筆者の写真琢磨 徳安

業界ウラ話 その5 ~自由診療の疑問😱~



街中でよくみかけて、利用している人も多いのに、正しく理解されていない不思議な職業“柔道整復師”に関する業界ウラ話…。

毎回大好評ですが、5回目の今回は『自由診療』に関するお話です😉


さて、普段、接骨院(整骨院)を利用されている皆さんの中には、『自由診療』で治療をされている方もいるのではないでしょうか??

当院でも、保険診療で治療を受けている方、『自由診療』で治療を受けている方、ある部位は保険診療で、ある部位は『自由診療』で治療を受けている方がいらっしゃいます!

そもそも保険診療と『自由診療』の違いは何かというと、単純に保険証が適応できるものと、保険証が適応できないものの違いになります!

接骨院(整骨院)で保険証の適応となるものは、急性・亜急性外傷(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の5種)のみで、いわゆる“ケガ”と呼ばれるものとなります!


皆さんの中には、過去に受けた治療について保険審査代行業者からアンケートが送られた経験のある方もいるんじゃないでしょうか?

先程お伝えしたとおり、接骨院(整骨院)で保険証の適応となるのは”ケガ”だけです!

つまり、慢性的な症状(肉体疲労や肩こりなど)や、ケガとはみなされない症状や発生状況のものなどは、保険のシステム上、保険証を適応することができません また、実際にケガによって症状が出てきた場合でも、治療を受けるまでにあまりにも期間が経過(おおよそ症状が出て3週間以上経過しているもの)しているものも同様に、保険証の適応が困難となります!

保険証を使用するということは、皆さんの税金を使って治療をするということになります! その税金を、“身体が疲れたから”という理由で保険証を使って整骨院で治療と称したマッサージを受けるというのは、誰でも違和感を感じるんじゃないでしょうか? このように、私たち柔道整復師は、何でもかんでも保険証を使って治療できるわけではありません!(※現実には、ケガではない肉体疲労を捻挫や打撲、挫傷などとして保険適応させる整骨院もあるのは事実です)


ただ、実際の業務のなかでは、すべての患者さんがケガと判断できる症状でご来院されているかと言うと、そうではない場合も多いのが現状です😅

ただ、(柔道整復師の知識・経験・技術によりますが)そのような症状のものでも、接骨院で対応できるものも多く、症状に困っている患者さんに対し何とか治療できないものかということで『自由診療』を取り入れられています!


そこで気になるのは、『自由診療』の費用ですが、「保険証が適応できないといっても、ある程度の目安があるでしょ??」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、『自由診療』に関しては目安となるようなものはなく、各施設によって料金が大きく異なるのが現状です😰 まぁ簡単に言うと“言い値”です😱


そして、非常に残念ながら、この自由に料金設定できることを良いことに、いま、整骨院業界で流行っているのが、専門的知識に乏しい患者さんに対し、さも“これだけしないと症状は改善できない”と思わせるような話術で高額な回数券を購入するように誘導するような商法です😱

高額なお金を払って効果があればまだしも、『1年以上通っているけど、まだ治らない…』という話もよく聞きます😅


なお、当院も『自由診療』を導入していますが、当院の『自由診療』の料金は、保険診療をベースに設定しています!(※詳しくは、コチラ)

理由は、保険診療だろうが『自由診療』だろうが、治療の考え方や方法に違いはなく、単純に治療の必要な症状が保険証の適応に“なるか”・“ならないか”だけの違いだからです! また、慢性的な症状ほど、治療に時間がかかることが多いため、他の施設のような“1回あたり、2,000~3,000円”と高額になると、患者さん自身の経済的な負担も増え、来院しにくくなると治療自体がうまく進めることができないことも、当院が保険診療費をベースに料金設定している大きな理由です!

単純な話、保険診療だろうが自由診療だろうが、当院に入ってくる金額は同じですので、どの患者さんも平等に治療を受けることができます😉

その他、当院で『自由診療』を受けるメリットとして、クレジットカード決済、QRコード決済、Tポイントの使用(付与・値引き)、鳥栖市応援クーポンの利用などもありますよ~😁


『自由診療』の料金については、少しご理解いただけたかと思いますが、もう1つ気をつけてほしいのが、もしかしたら、皆さんが気付かないうちに『自由診療』の料金を支払っているかもしれない事です😱

接骨院(整骨院)の精算の際には、領収証(無料)を交付しないといけない義務があり、その領収証は”保険診療費と自由診療費や消耗品費などを分けて記載しないといけない”ことになっています😲

もちろん当院ではキチンと分けておりますが、施設によっては保険診療費と自由診療費とを合わせた金額で記載している場合があります😅

分けて記載していない理由については色々あるかもしれませんが、なかには『この自由診療費って、どの治療に対する料金なんですか??』と患者さんにきかれないように合算して記載している施設もある様です😰


いかがですか!? 患者さん本人が知らないままに、『自由診療』の料金を払わされている…。 何ておそろしい話…😱


慢性的な症状でお困りの方、交通事故の後遺症で悩まれている方、どこにいっても改善しない症状、予防的に定期的に身体のメンテナンスをしたい方など、ぜひ一度ご相談くださいね!



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