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執筆者の写真琢磨 徳安

某有名ビジネス誌でご紹介! 良い接骨院(整骨院)の見分け方😉

更新日:2019年11月20日




今回は、超メジャーなビジネス誌『プレジデント・オンライン』に面白い記事が出ていたので、ちょっとご紹介したいと思います!


それは「整体、カイロ、鍼灸…予約殺到「神の手」のウソ」というタイトルの記事で、接骨院(整骨院)も含まれた内容でした。

冒頭から国家資格を持つ先生のうち患者さんの身体の痛みをとることができる人はほんのわずか。それがこの業界の現状です。というインパクトのある記事で、1割という数字がどの様にして出されたのかは不明でしたが、同じ業界で仕事をする者として、記事の内容はおおよそ間違ってはいないと思いました。


特に共感できた部分は、

『痛みをとれる先生は全体の1割程度しかいない。

残りの9割はただ身体を揉むだけで終わってしまっています。

その先生が治せる先生なのかは施術を見ればすぐにわかってしまうものですが、一般の患者さんが見抜くことは難しいです。』

という内容です。


これは私たちの業界の最大の問題点だと私も感じています。

私が若い時も同じように、治療と思いこみ”ただ身体を揉むだけ”の事をやっていました。

その方法しか知らず、アルバイトとして勤めていた時から、どの整骨院でもそのようなやり方しか教えられなかったのが現実です。

ただ、やっぱり心のどこかでは違和感を感じていました。


それは、ある程度までしか症状が改善できないからです。人間には自然治癒力があるので、ただ揉むだけの治療でも、時間をかければ次第にそれなりには治ります。

でも、完全には治せない。例えば、安静にしている時には全く痛みもないのに、身体を動かすと感じる痛みなど、です😓

だから、私は『他に治療法はないんだろうか…』とよく考えていました。


また、記事にはこんなことも書かれていました。

『問題なのは不勉強な柔道整復師は、基礎解剖学や柔道整復学を無視し、ただ揉んでいるだけだということ。つまり、そういった重大な病気を見抜くことができないということです』

一般的な認識としての接骨院(整骨院)は、やはり身体に問題が生じた時に行く場所です。また、病院よりも受付時間も長いところが多く、病院よりも待ち時間が少ないため、患者さんとしては、気軽に行きやすいところです。


だからこそ、自分たちで診ても良い患者さんなのかどうかを判断する能力が必要になってきます。日常的に頻度の多い腰痛ひとつとっても、その原因は様々です。実際に、私の経験の中でも腎盂腎炎(腎臓の炎症)が原因だったことがあります。(※患者さんに内科系の疾患の可能性があることを説明し、病院を受診してもらい、判明しました。)

しかし、今の流行なのか、腰の痛みの原因を何でもかんでも『インナーマッスルに原因がある』と説明し、治療のためと何万円もする回数券を販売している整骨院をよく耳にします😲


記事の最後には『実力のある「神の手」を見分けるには』と書いてあり、以下のようなポイントが書かれていました。

・院前、院内は清潔に保たれているか ・その先生に10年以上のキャリアはあるか ・治療の時間売りや回数券売りを行っていないか ・自分がどんな治療を受けているのか把握できているか ・人のツテをたどり、ネットの口コミは信用するな


デスクが散らかっていることもあるので、そこだけは微妙ですが😅、それ以外は自信があります!

また、これらのポイントに1つだけ追加したいポイントがあります。

それは、『治療後の症状の変化を確認(評価)しているか?』です。

ただ揉んでいるだけの整骨院では、ほとんどの場合、確認(評価)はしていません。

それは、実際に治療(と本人も思い込んでいる)に当たっている先生自身、ただ揉んでいるだけでは症状を大きく改善できない事を知っているからです。


なかには、『ケガをしたのだから、元通りになるにはどうしても時間がかかる』と説明する先生もいると思いますが、ほとんどの場合、ケガや痛みの原因を正しく判断できて、きちんとした技術で治療を行えば、たった1回の治療でも大なり小なり症状の改善はみられます😁


どうですか? 皆さんが通っている接骨院(整骨院)は、良い接骨院(整骨院)ですか!?



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