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早期発見、早期治療で『外反母趾』予防!



今回は、足の悩みで最も多い疾患の1つでもある『外反母趾』に関する情報をまとめてみました!

『外反母趾』は臨床所見やX線所見により比較的容易に診断される疾患ですが、その変形の程度は軽度から重度まで様々で、また、その他の足の変形(ハンマー趾変形、開張足、偏平足など)を併存していることがあるため、『外反母趾』だけではなく足部全体を確認する必要があります。

続いて、『外反母趾』の病因ですが、大きく“内因(内的な病因)”と“外因(外的な病因)”に分けられます。

“内因”⇒先天性、遺伝、性別(男性:女性=1:9)、第1中足骨内反、偏平足など

“外因”⇒履物(幅の狭い靴、かかとの高い靴など)

特に、かかとの高さが6cmを超えると前足部内側や中央部にかかる圧が有意に上昇し、X線でも変形を生じることが確認されており、6cm以上のハイヒールは足部障害を生じる可能性が非常に高くなると言われています。

『外反母趾』の発生時期については、①先天性、②小児期、③思春期、④成人期に分けられており、一般的に加齢とともに変形は憎悪する傾向があるようです。

また、高齢になるほど、その他の変形を伴う頻度が増加し有病率も増加するとのことですので、できるだけ早期に発見し、治療をすることが重要となります。

では、『外反母趾』を早期発見するための方法ですが…

当然ながら、X線撮影し角度を測るのが最も正確ですが、そもそも早期では痛みなどの症状は出ていないことが多いため、少し現実的ではありません。

そこで、家庭でも簡単に、おおまかに確認する方法をご紹介します!

① LHA(leg-heel angle):下腿の長軸と踵部の長軸のなす角度を確認する

・目安となる角度は5~10°で、踵部の長軸が下腿の長軸よりも外側になります



② 外反母趾角:親指の外反母趾が起こる部分の角度を計測する(※本来はX線上で確認しますが、今回は簡便に外反母趾の生じる部分(関節)の角度を測ります)

・目安となる角度は10~16°で、軽度外反母趾(20~30°未満)、中等度外反母趾(30~40°未満)、高度外反母趾(40°以上)となります


ご家庭で簡便に行える方法にしているため、あくまで参考程度ですが、早期発見の1つの方法としては十分参考になると思います!

早期であれば、改善される可能性も高いため、気になる方はぜひ一度お試しください!

また、『外反母趾』は、症状のある部分だけではなく身体全体を含めた治療計画が根本的治療として重要となります!

『外反母趾』は、ぜひ当院へご相談ください!

『外反母趾』は、接骨院(整骨院)では保険適応外の疾患ですので、自由診療での対応となります!

6月30日(火)までは、LINEでのご予約で何回でも10%offとなりますので、ぜひご利用くださいね!

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