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執筆者の写真琢磨 徳安

成長期スポーツ外傷の再発予防リハビリテーションに必要なのは、実は○○なんです!?



寒い時期に気をつけたいのが、気温の低下により筋肉をはじめとした軟部組織(なんぶそしき)の柔軟性が低下し、成長期の子どもさんでも捻挫、肉ばなれ、靱帯損傷などのケガを起こしやすくなるということです!?

『でも、ケガって急に起こるものだし、どうしようもないんじゃないの??』と思った方もいるでしょうが、実は予防できるケガもあるんです!!


人との接触などのアクシデントで起こるケガは予防が難しいですが、自分自身の動作で起こるケガは、ある程度は予防できるという研究結果もでてるんです!

今回は、”月刊MEDICAL REHABILITATION(No.228)”より『子どものスポーツ外傷に対するリハビリテーション』より、ケガの再発予防に必要な知識をご紹介します😉


そのために必要な成長期の子どもの身体の特徴について…

◎骨の長軸成長(縦方向の成長)にともない、筋の柔軟性が低下しやすくなる

※特にハムストリングス(大腿二頭筋)や腓腹筋

◎成長にともない出力できる筋力も大きくなっていく

◎成長にともない俊敏性(運動時の姿勢コントロールに必要な反応時間)も速くなっていく

◎バランス機能に必要な平衡感覚は7歳前後に確立され、成人に近づくにつれスポーツ動作に必要な姿勢制御が獲得されていく


つまり、ケガをした筋肉や靱帯、腱などの軟部組織に対する治療は当然のことながら、成長期に必要な”筋肉の柔軟性”や、”俊敏性”、”バランス機能”などを獲得して、スポーツに復帰させることが再発予防に重要になるんですね!

実際に、海外の研究報告(Dohertyら)では、筋力強化トレーニングや神経筋機能トレーニングは、足関節捻挫、ハムストリングス断裂、前十字靭帯損傷の発生予防に対する効果が証明されているとのことです😲


だから、ケガをした部分(局所)に対する治療・リハビリテーションだけでなく、全身機能の向上を目的とした治療・リハビリテーションが再発を防止するために必要になるんですね!!

また、今回の記事の中では、再発予防リハビリテーションに必要な”神経筋機能トレーニング”や”バランストレーニング”の手段として、当院にも配備している”レッドコード”を用いたリハビリテーションが紹介されています😁

その主な、効果として体幹部を固定した状態での骨盤周囲筋の筋力強化(分離運動)や、姿勢コントロール能力の向上などが挙げられています!


鳥栖スポルト接骨院では、最新の運動療法機器を配備し、より専門的な知識をもとに、スポーツ外傷・障害に対する治療を行っています!

ケガをした方や、慢性的な痛みなどの症状にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!!


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