新年度となり、新しい環境で新しい生活が始まった方も多いんじゃないでしょうか??
一方で、相も変わらず、大きな症状の改善もないまま医療施設へ通っている方も同じくらい多いんじゃないでしょうか😅
今回は、そのような方の症状も改善できる可能性がある新しい治療法『ハイドロリリース』についてご紹介します!
『ハイドロリリース』については、一般の方が知らないのは当然で、実は私たち医療に携わる者ですら知らない場合が多い医療技術なんです😮
それもそのはず、実はこの『ハイドロリリース』を積極的に治療に取り入れている横浜市立大学附属病院整形外科に“難治性疼痛外来”が設立されたのが2017年ですので、まだまだ発展途上とも言える医療技術ですが、その効果を裏付ける結果は出ているようです😃
その証拠に、この『ハイドロリリース』を用い診療を行っている医師が次のようなことを話されています。
【これまで痛みに対して筆者ら整形外科医ができることは、手術と内服治療、ステロイドやヒアルロン酸注射、リハビリテーション処方と考えられていた。ただ、外来のなかで手術が必要な患者はごくわずかであり、そのためわれわれができることは内服処方がほとんどであった。一方で理学療法は整形外科医がとれない多くの痛みをとれることがわかり、その魅力に筆者らは取り憑かれた。 (途中省略) 筆者らは2017年5月より横浜市立大学附属病院整形外科に難治性疼痛外来を設立し、積極的にnerve hydrodissection[以下、hydrodissection(末梢神経に対するhydrorelease(ハイドロリリース))]を取り入れた。すると今までわからなかった多くの痛みを改善できることがわかってきた。】
では、その『ハイドロリリース』は、どのような治療法で、どんな症状が対象になるのかと言うと、痛みの原因となっている障害されている末梢神経の部位に生理食塩水などの液剤を注入し障害を解消する治療法で、“滑走障害を含んだ、絞扼性末梢神経障害による痛み”が対象となるようです!
わかりやすく簡単に言うと、以下のような症状が対象になると思われます!
① なかなか改善しない慢性的な痛み
② 消炎剤や湿布などの薬剤を飲んでいるけど改善されない痛み
③ 特定の動作や姿勢で発生する痛み
つまり、病院でもらったお薬を毎日飲んでいるけど症状が改善されない方や、整骨院にこまめに通ってマッサージしてもらっているけど症状が改善しない方などが該当します!
ただ、残念な点が一つ…😅
当院のある鳥栖近辺で、この『ハイドロリリース』を取り入れている医療施設は、私は聞いたことがありません…😱
でもご安心ください! 実際の『ハイドロリリース』を行うには医師免許が必要ですので当院でも『ハイドロリリース』はできませんが、要するに液剤を注入して障害されている末梢神経を開放するのが『ハイドロリリース』なら、それを徒手的に行えばいいだけの話です😉
だって、元々は病院での理学療法として行われていたのを応用したものですので、当然、徒手的にアプローチすることは可能ですし、また、当院でも実際に患者さんに対する治療に用いており、結果も出ています✨
鳥栖近辺で慢性的な症状でお悩みの方や
痛み止めなどのお薬を飲みたくない方、
長期間医療施設に通っているけど症状の改善のない方など、
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