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交通事故で後遺症を残さないようにするには…😱カギとなるのはコミュニケーション😉


少しずつ温かくなってきており、冬場に交通事故にあった方には症状が落ち着いてきた方もいるのではないでしょうか?

事故に遭われた月にもよりますが、そろそろ治療期間が4~5か月目に入る方もいらっしゃると思います。なかには、加害者側の保険会社から『もうそろそろ治ったんじゃないですか?』などの連絡があっている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか…😓

交通事故の症状で体調が安定していない時には、この様な言葉は精神的な圧力になり気持ちの沈み、『もうこのまま治らないのかな…』や『身体もキツいのに精神的にもキツくなるなら、治療を辞めようかな…』など思ってしまう方も、なかにはいらっしゃいます。

保険会社側が治療を早く終わらせたい理由は、いくつか挙げられます↓↓↓


ここで思い出したいのは、本来、自賠責保険というものは『被害者救済』のための制度というです。

身体に症状が残っている限り治療を受けるべきですし、受ける権利を持っています。

ですが、年間何百件という交通事故処理を行っている保険会社が相手です。なかには被害者であるにもかかわらず、加害者側の保険会社の言われるままに治療を断念してしまうケースもよく聞きます。

でもちょっと待ってください、症状があるにもかかわらず治療を断念するという事は『後遺症が残る』という事です。つまり、最悪の場合、一生その症状に苦しめられる可能性があるという事です。

症状がある限りきちんと治療すべきですし、後遺症は残さないという事を第一に考えるべきです。

そこで、後遺症を残さないために皆さんにもできるコツをお教えします😄

まず、どのような場合に治療が終了となるのか…

(1)担当医師により『症状固定』と判断されたとき

(2)患者さん自身で治療をやめたとき(自分で治らないと思ったり、保険会社の圧力に負けたり…)

まず、(1)の場合ですが、ここで『症状固定』という聞きなれない言葉がありますが、これは”これ以上治療しても改善される見込みがない状態”、つまり”症状が固定”された状態を言います。

この『症状固定』は、基本的には医師の判断によるもので、私たち柔道整復師(接骨院・整骨院)では判断できません。(※患者さんが病院へ通院せず、接骨院のみ通院している場合は、柔道整復師が判断する事もある)

当然、保険会社の方はケガや治療に関しては専門外ですので、判断できるなんて事はあり得ません。

つまり、担当医師による判断が非常に重要になってきます😁

そこで大事なのがコミュニケーションです! そう、『伝え方』が大事になってくるんです!

例えば、話のポイントは変えずに伝え方だけを変えた文章を比較してみましょう。

 ポイント①事故から3カ月が経過している

 ポイント②首の痛みが残っている

 ポイント③症状は日によって増減する

↓下のふたつの例文を比較してみましょう!!


例文1)はよくありがちなのですが、患者さんは「自分の辛さを分かってほしい」という気持ちが強く、それが前面に出てしまうと、この様なネガティブな情報だけの文章になります。

その気持ちはよく解りますが、この文章では医師に『3カ月たっても変化がないようなら、症状固定かな…』と思われてしまい逆効果です。

例文2)では”ただ痛みがある”という情報だけではなく、痛みの状況・経過を説明しています。

確かに、日によって痛みの増減があるのは交通事故の症状の特徴ですが、3カ月という時間の経過でみた場合には、一日に痛みを感じる時間の長さや回数、痛みの強さや、痛みを感じなくなってきた動きなど、必ず改善している部分(ポジティブな情報)はあるはずです。

その『改善している部分がある』という情報があれば、当然『もう少し治療を継続することでさらに改善できる見込みがある』と医師が判断する可能性は大きくなりますよね!?

もちろん、治療を継続するための虚偽の情報はダメですよ😅

では(2)の場合は…、強い気持ちを持ってください😅

どんな症状も原因があって起こります。

原因がわかれば、症状が改善する可能性はあります!

当院では運動療法を中心とした治療を行っており、

後遺症を残さないことを第一に考えて交通事故治療に取り組んでいます!


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