top of page
執筆者の写真琢磨 徳安

『もうすぐ“お盆”ですね…。リアルに怖い、交通事故のお金のハナシ…。』



夏休みも半分が過ぎ、もうすぐお盆で外出される方も多いのではないでしょうか?

帰省や渋滞でのストレスで注意力が下がりやすいこの時期に気をつけたいのが『交通事故』ですよね😓

今回は、もしもの時に役立つ『交通事故にかかわるお金』のお話です!!

そもそも車を運転される方は保険に入っていると思いますが、

この保険、大きく『自賠責保険(強制保険)』と『任意保険』に分かれています。

この2つの保険、どのような違いがあるのかご存知ですか???

大まかには、以下のような違いがあります!

☆『自賠責保険(強制保険)』

・人身事故による損害が対象(被害者救済が目的で、物損は対象外)

・法律によって加入が義務づけられている

・限度額は最高で120万円まで

・支払いの対象は、治療費、慰謝料、交通費、休業補償、入院費、入院諸雑費、看護料、義肢などの費用、文書料、葬儀費など

・被害者の過失が7割以上の場合、限度額が減額される

★『任意保険』

・自損事故などの物損や自賠責の限度額を超えた分の治療費、慰謝料が対象

・加入の有無や、補償内容は加入者自身が決める(加入の義務はない)

・限度額は補償内容による

・支払いの対象は、物損(自動車、ガードレール、壁、電柱、自転車等の修理費)や自賠責保険の限度額(120万円)を超えた分の費用

・特約(弁護士費用特約)など、特色あるサービスが充実している

ここで注目してもらいたいのが自賠責保険の限度額の支払対象です。

事故によって仕事を休まないといけなかったり(休業補償)、車がつかえなくて公共交通機関を利用したり(交通費)、事故に遭うと色んなことに費用が発生してきます。当然、ケガの治療費や慰謝料などの費用も発生してきます。

これらは全て自賠責保険から支払われます。しかし自賠責保険には限度額があります。

つまり、この限度額の中でかかった費用が支払われるのですが、限度額を超えてしまう場

合は任意保険からの支払いとなります。

ここでポイントになってくるのが、

①治療費は慰謝料よりも優先的に支払われるという事

②自賠責保険での治療は“自由診療”であるという事です!

つまり、健康保険証を使った治療のように規定された金額ではありません。

極端な話…!!接骨院(整骨院)の言い値です😱(※実際には保険会社よりある程度の目安となる料金の案内はありますが、従うかどうかは各施設の判断となります)

過去には、

整骨院があまりに法外な治療費を請求して保険会社が支払いを拒否したため被害者が治療費を支払ったケースや、

治療費の負担が限度額の多くをしめ被害者の方がもらえるはずの慰謝料に影響が出たケース

もあります😰 あぁ~、リアルに怖い…。

『交通事故専門』と看板を掲げた施設がすべてそうだとは言えませんが、そもそも『交通事故専門』と広告すること自体が違法行為ですので(https://www.jusei-news.com/Old_Site/member/knowledge/2014/05/koredakeha96-1_14_05_16.html)、社会のルールを規定した法律を無視する施設が、適正な金額で保険会社に請求を行っているのかどうかは、不安がありますよね😓

というわけで、皆さんが適正な治療や慰謝料を受けられるためにも、交通事故に遭ったときには信用のおける施設を受診されることをお勧めします😊

もちろん当院は、『交通事故専門』などの違法な広告もしておりませんし、保険会社の目安に則った金額でやってますので、ご安心ください😁



閲覧数:58回0件のコメント
bottom of page