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執筆者の写真琢磨 徳安

『TRACK&FIELDクリニック』へ参加してきました!



久しぶりのブログ更新です!

一昨日(2月24日)、「平成29年度佐賀県陸上競技強化部『TRACK&FIELDクリニック』へ、佐賀県トレーナー協会の活動として参加してきました‼

これは佐賀県の小学生・中学生・高校生の陸上競技選手の競技力向上を目的とし、数年前より行われている活動です。

12月~3月までの冬季シーズン中に、合計8回にわたり実施され、朝から夕方の間に以下の3部構成で行われます。

『クリニックⅠ』:小学5・6年生の指定育成選手と中学1・2年生の指定強化選手

『高短』:高校生の短距離選手

『クリニックⅡ』:中学3年生、高校生短距離選手以外

当日は朝の時点では気温5度でしたが、天候もよく日中には20℃まであがり、トレーニングには最適な日に思えましたが、実際には隠れた危険があります。

一緒に活動した先生によると、冬場のトレーニングの蓄積と温暖な気温により、今までよりも明らかにパフォーマンスが上がった状態で『もう1本、もう1本…』と思っているうちに身体の限界を超えてしまったときにケガが起こるパターンが多いとの事でした。

実際にこの日も、以前から身体に不調のあった選手を含め、20名以上の選手がトレーナーブースを訪れました。


今回のトレーナー活動を通して特に印象的だったのは、トレーナーブースを訪れた選手のほとんどが医療機関として整骨院(接骨院)に通っているという事でした。

理由としては、病院と比べ待ち時間が短かったり、受付時間が夜遅くまでで、整骨院(接骨院)の数自体が増えているため、学校や自宅の近くで通いやすいという事があると思います。

確かに肉離れや捻挫などの身体の痛みに対し整骨院で治療をすることができますが、それはあくまで『治療をする権利』はありますが、イコール『治療できる知識・技術を持っている』という事ではありません。

私は、『ヒトの身体を治療するという事は本当に難しい』といつも感じています。

だからこそ、私はトレーナー活動や勉強会を企画することで、よりよい治療が提供できるように心がけています。

今回も、一緒に活動した先生方から多くの知識と技術を学ばせてもらいました。

誰でも、普段練習もしてないようなことを急に本番で出来ることはあり得ません。

今日『TRACK&FIELDクリニック』に参加していた選手たちも同じように、本場に向けて今日練習したような日々の努力を積み重ねるからこそ、いい結果を残すことができます。

治療する側も同じように、トレーナーとしてスポーツの現場に出ていない者が、スポーツ外傷・障害を治療することはできないと、私は思っています。



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