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執筆者の写真琢磨 徳安

『骨盤矯正』って、ホントは矯正する必要ないんです😱  キチンと改善するには”アレ”が必要…???


今ではよく聞く言葉になった”骨盤矯正”ですが、皆さんはこの言葉が整体やカイロプラクティック、整骨院などから発信されているのをご存じですか??

でも、本当は”骨盤矯正”って、本当はやる必要はないんです😲

瞬間的に力を加えて矯正なんかしなくても、運動で十分に改善できるんです😉

『じゃあ、なんで矯正矯正って言ってるの??』と思った方もいると思います。

大きくざっくりというと、商売だから、儲かるからです😱 


では、”骨盤矯正”が儲かるカラクリですが…

確かに、骨盤のアライメントが不整になる(一般的に言われている”骨盤のゆがみ”)ことによって、股関節や大腿部(太もも)、膝関節などに症状が出ることはあります😅

また、それを矯正することによって一時的に症状が改善できる場合もあります。

でも、そもそも”骨盤がゆがむ”って、何なんでしょうか?? 骨折でも起こらない限り、骨盤を構成している骨自体がゆがんでしまうことは決してありません。

”骨盤のゆがみ”とは、腸骨と仙骨という骨盤を構成している骨同士の関節(仙腸関節)で左右差が出てしまうことにより起こっている場合がほとんどです。

そして、関節は筋肉の作用により動きます。つまり、骨盤のアライメント不整(”骨盤のゆがみ”)は、左右の筋肉の状態により造られているんです😲


勘のいい方はこの時点で気づいたかもしれませんが、いくら瞬間的に力を加えて仙腸関節のアライメントを修整しても、元々その状態を作っていた筋肉のアンバランスな状態を変えていかないと、結局はまた筋肉によってアライメントが崩れてきます😱

【症状が出る→矯正する→一時的に症状が改善→時間がたってまた症状が再発する→矯正する…】

釣りで言うと”キャッチ&リリース”状態。まさにエンドレス。負のSDGs。

これを”自費メニュー”として商品化しているのが”骨盤矯正”です😱

同業者の中には『なんでお前がそんなこと言えるんだよ』って思っている方もいるでしょうが、そもそも私自身、この業界へ入るきっかけはカイロプラクティックを学んだのがスタートで、カイロプラクティックこそ矯正を使って治療を行う専門職だからです。

発祥のアメリカでは医師と同等のカイロドクターと呼ばれる医療資格ですが、残念ながら日本では、整体と同じ、いち民間資格のひとつです。

そのカイロプラクティックをかじった私だから言えるんです😉


だからこそ、本当に骨盤のアライメントを修整していくには”運動療法”が必要なんです😁

では実際に、”骨盤のアライメント不整による股関節の痛み”と考えられた患者さんの動画を観ていただきたいと思います!(※ご家族の同意を得て、撮影・配信しています)

なお、この患者さんの動画は、今後も当院インスタグラムホームページで、その後の経過を配信していきますので、良かったらチェックしてくださいね‼


【運動時の左股関節の痛み;10代 男性】

①症状はどれくらい前から感じ始めましたか?

→初回来院日の約1週間前から。


②症状が出はじめたきっかけや、思い当たる原因はありますか?

→普段は陸上の長距離をメインに練習していたが、6月の大会に向けて短距離中心に切り替えてから痛みが出はじめた。


③どの様な時に症状を強く感じますか?

→運動中や運動後。


④今回の症状で当院を受診される前に、他の医療施設で治療はされたことはありますか?

→過去に股関節炎で歩けない状態になったことが数回あったので、同じ症状と思い病院を受診した。


⑤上記④で他の医療施設を受診されたことがあると答えた方は、どの様な診断で、どの様な感じの治療を受けられましたか?

→レントゲンで骨に異常がなかったため、成長に伴う痛みという診断で、湿布を処方され、数日安静にするように指示されたが、症状が改善されなかったためスポルト接骨院を受診した。





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