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執筆者の写真琢磨 徳安

時間が経過していても効果あり! 交通事故の後遺症も対応可能な運動療法!!



今回は当院が治療のメインにしている”運動療法”の効果について、実際にご来院されている患者さんの感想をご紹介したいと思います!


この患者さんは、交通事故にあわれて4カ月ほど経過してから、病院からのご紹介でご来院された患者さんです! 病院では、湿布や痛み止めなどの薬物療法や、物理療法機器による治療を受けられていたのですが、大きな症状の改善もなかったため、当院へとご紹介いただいたケースです!

(ちなみに、一般的な整形外科や整骨院でも、ほとんどが物理療法機器とマッサージ、ストレッチなどによる治療が行われているようです。)



この患者さんのコメントで解るとおり、ケガをしてからある程度の時間が経過してしまったものに対しても”運動療法”は効果が期待できます

では、なぜ”運動療法”にはこれだけの効果が期待できるのでしょうか??

その理由については、様々な視点から研究などが行われていますが、当院が運動療法を行う際に最も重要視しているのが滑走障害”と呼ばれるものです!

”滑走障害”とは、本来、『ヒトの身体の色んな動きのの中で、骨や関節だけではなく筋肉や腱、神経、血管、内臓、リンパ、脂肪組織、皮膚、皮下組織、筋膜などの各組織間がスムーズに動いている正常な状態』が何らかの原因によりスムーズに動けていない『癒着』したような状態のことです😓


この”滑走障害”を起こす原因には様々なのものがあると考えられ、私たち接骨院が対象とする運動器(骨、筋肉、関節など)以外の原因でも、内科系の炎症性疾患が原因となることもあると考えられます!

当院にご来院される患者さんも、多くの方がこの”滑走障害”による痛みで来られる方が多いと感じています!


そして、この“滑走障害”こそが、時間の経過してしまったケガとも深い関係があると考えています! もちろん、慢性的な痛みの原因には様々なものがあり、全てにおいて“滑走障害”が関連しているとは言えませんが、動作時の痛みが主な症状である場合には高い確率で“滑走障害”を改善することで症状が緩和・消失します!


大きなケガや交通事故などの場合、組織損傷も重度となるため、それだけ回復するまでに時間が必要となります。場合によっては、絶対的な安静の期間が必要となることもあります。

しかし、そのような必要不可欠な安静を除いては、必要以上の安静は逆に”滑走障害”を発生させてしまう原因にもなりえると考えられます。

それは、骨折などでギプス固定をした時のことを考えると解りやすいと思います。

骨折をしたことがある方も、無い方も、ギプス固定をとると関節がうまく動かない状態(関節拘縮と呼ばれます)は想像できると思いますが、ギプスにより患部が完全に動かないように固定することで、周囲の組織に癒着が起こってしまった状態になります。

ギプスほどの動きの制限をしなくても、本来動いていた関節の可動範囲が小さくなれば、当然、大きな可動範囲で動いていた組織の動き(滑走性)は無くなってしまい、その状態がある程度の期間続いてしまうと、患部のケガ自体が治ったあとも、”滑走障害”として動作時の痛みが残ってしまうと考えられます。


なかには、『(整骨院などで)治療は受けていたはずなのに…、動きの中での痛みが残ってしまっている』という方もいるかもしれませんが、整骨院などの一般的な医療機関での治療は、ほとんどの場合、ベッドに座った状態や寝た状態で【電気治療+温熱治療+手技(マッサージ)+ストレッチ】などをやってもらうような、まったく組織間の動きを伴わない受け身的な内容ですので、組織間の滑走性が原因となる”滑走障害”を改善することは非常に難しいです。


だからこそ、当院が治療のメインとする運動療法により、痛みの原因となっている組織間の滑走性を改善することで、組織間におこった”滑走障害”が改善することができ、慢性的な痛みも改善・消失することが期待できるんです😆

当然、交通事故やケガをしてからできるだけ早い段階で運動療法を実施することで、より早い症状改善が期待できます!

交通事故に遭われた方や、ケガをされた方、また以前の事故やケガの痛みが残り慢性的な痛みがある方など、ぜひ当院へご相談ください!


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