前回は当院がトレーナーとしてサポートさせていただいている、久保山晴菜選手(陸上短距離/今村病院所属)と尾山和華選手(砲丸投げ/今村病院所属)の試合結果についてご報告しましたが、今回は当院がサポートしているもう一人のアスリート、井浦一希選手(ライフル射撃/今村病院所属)についてご報告です!
先週末の10/9㈯~10㈰に、大阪にて『第2回 NT(ナショナルチーム)選考記録会(50m種目)』が開催されました!
この記録会に井浦選手も出場し、公式戦での自己ベスト更新となる“1146.0点(120発)”を記録しました😆
この記録により、50m種目で16位/68名中となっております!
今回行われた『50m種目』は立射(スタンディング)、膝射(ニーリング)、伏射(プローン)の3つの体勢で行い、合計120発を2時間45分(※電子標的の場合)で撃ち、その合計点数を競います😲
しかし、どれも細かく姿勢の基準が定められており、ただ立って・膝立ちして・伏せて撃てばよいと言うわけではありません😅
例えば、伏射(プローン)では…、
1)選手は射座の床面に直接伏せるか撃マット上ことができる。
2)選手は肘置き場としてマットを使用するこができる。
3)体は頭を標的方向に射座上で伸ばさなければならない。
4)ライフルは両手と一方の肩によってのみ支えることができる。
5)頬(ほほ)はストックに置くことができる。
6)ライフルはスリングによって支えることができるが、左手より後方のフォアエンドに射撃ジャケットが触れてはならない。
7)ライフルのいかなる部分もスリングやその部品に触れることはできない。
8)ライフルはその他の身体の部位または物体に触れたり、託したりしてはならない。
9)肘より前の両前腕と射撃ジャケットの袖は射座の床面から明確に離れていなければならない。
10)スリングを巻く(左)前腕は、水平面とその前腕の中心軸のなす角度が30°以上になるようにしなければならない。
11)右手や右腕は左腕、射撃ジャケット、スリングに触れることはできない。
12)ライフルの伏射種目では射撃ズボンを着用してはならない。
というように、非常に細かく姿勢などについて決められており、その基準に反しないように同じ姿勢で、長時間にわたって身体のゆれ・ブレが出ないようにして競技をおこなうんですね😱
また、競技姿勢だけではなく、使用する道具や衣服に関しても同じように細かな基準(総重量、厚み、素材など)があり、道具や衣服などが少し変わっただけでもパフォーマンスに大きな影響がでるため、その都度、細かな修正が必要になるという難しさがあります😰
さて、そんな井浦選手ですが、来週末(10/22~24)には『2021年度 全日本ライフル射撃選手権大会(50mライフル種目)兼 全日本選抜ライフル射撃競技大会(10mエアライフル・エアピストル種目)』、つまり日本選手権に出場する予定です!
皆さんの熱いご声援をよろしくお願いします!
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