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シンスプリントだけじゃない! 冬場に気をつけたい成長期スポーツ障害『オスグット・シュラッター病』! 



今年の冬は大雪が降ったりと、例年にないくらい寒いですね~😅

そんな冬場に多く発生するスポーツ障害に『シンスプリント』というものがあります!

これは、春に向けて冬場に走り込む機会が多くなることが要因の一つとされています!


ですが、他にも冬場に気を付けたい成長期のスポーツ障害があるんです😰

それが今回ご紹介する『オスグット・シュラッター病』です!


『オスグット・シュラッター病』は、バスケットボールやバレーボール、サッカーなど動きの中で跳躍(ジャンプ)動作のある種目に多く発生し、『オスグット病』など略された名前でご存知の方もいるかと思います!

冬場に多く発生するというデータはありませんが、当院では冬場に『オスグット・シュラッター病』でご来院される方が多くなる傾向があります! 寒さで十分に筋肉の緊張がとれていない状態で運動することが原因の一つだと思われます! 


『オスグット・シュラッター病』はその発生のメカニズムは、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の過剰な牽引力(骨にくっついている部分を引っぱる力)が主な要因とされています!

そのため、“一般的”に行われる治療としては、安静、薬剤(湿布など)、患部への物理療法、(電気治療など)、大腿四頭筋に対するマッサージやストレッチなどが実施されます。

また、『オスグット・シュラッター病』は初期、進行期、終末期に分けられ、初期の場合では安静による競技復帰は平均3.8週、終末期の場合では症状軽減(競技復帰ではありません!)に平均13.2週かかったという研究結果があり、いかに早期に発見できるかどうかが重要となります!

同じ研究では、終末期に至った症例で3年以上症状が改善せず手術実施まで痛みが続いた症例も少なくないということでした😰

(早期発見のポイントは当院にご来院し個別でご相談もできますし、トレーナー活動として各種クラブ・団体などへのスポーツ障害予防講習なども行っておりますので、ぜひお問合せ下さいね!)


でも大事なのはここからです!

先ほど“一般的”と書いたことには理由があります!

スポーツ外傷・障害を専門とする当院には、年間、数多くの『オスグット・シュラッター病』の患者さんがご来院されます! その多くが、終末期の患者さんです!

そんな終末期の患者さんには“一般的”な治療法では、症状の改善は難しい例がほとんどです! そんな終末期の症例にも有効なのが、スポーツ外傷・障害を専門とする当院が治療の主な手段としている“運動療法”です✨


その効果は、実際に体感された患者さん自身が一番解ることですので、実際に当院にご来院し治療を受けられた患者さんのアンケートをご紹介します!


この患者さんは、病院(整形外科)で約2カ月ほど治療(主に運動を禁止し、安静を指導)され、ある程度痛みが改善したため練習に復帰したとこと再び痛みが発生した症例です!

このように終末期(進行期でも該当する場合あり)の症例では、“一般的”な治療では症状の改善は困難となります!

このような困難な症例には、当院が治療のメインとする“運動療法”が効果を発揮する場合が多くあります!


成長期の子どもさんで膝の痛みにお困りの方がいたら、ぜひ当院にご相談くださいね~✨



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