佐賀県トレーナー協会の活動として、第70回県民体育大会・サッカー競技の救護に行ってきました!
相変わらずの雨男で、この日も今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが、2試合目の途中から少しパラパラと降っただけで何とか逃げ切りました(-_-;)
各市町ごとの選抜チームですので、参加されている皆さんは熱い戦いを繰り広げていました。その熱戦のためか、試合によってはケガが続発し、程度のひどいものでは救急搬送となりました。
毎回、スポーツ現場で救護をしていて思うのは、負傷した方に対して応急処置をしてお役に立てている反面、自分自身が救護活動を通して勉強し、成長させてもらっているという事です。
今回も、脱臼に骨折が合併しているかどうかの鑑別点などもう一度確認が必要だと思いましたし、患部の外観や症状だけではなく負傷者の年齢なども含めた総合的な判断が必要だと痛感しました。
同じようなケガの起こり方でも、年齢によっては全く違う組織に損傷が起こります。それは、この様な臨床経験を積まないと正確な判断ができません。
他の仕事でもそうですが、普段からやっていないことは本番でも上手くはできません。
当院では、スポーツ外傷・障害だけでなく、日常生活におけるケガや痛み、交通事故に対する治療も行っております。そして、その治療は、普段からこの様な経験を通して身に着けてきたことにより裏付けられています。